マツモラ産業株式会社さま
Q. デジタルドルフィンズ導入前に困っていたことは何ですか?
A. 「値付け」にかかる時間です。弊社では見積りをせずに、商品を納品してから「値付け」をすることが多いです。多い時は一か月で300~500件の値付け作業をしなければなりません。デジタルドルフィンズを導入する前は実績のある商品であれば過去の納品書や紙ベースでの図面を辿って金額を調べていました。
しかも図番と品名ぐらいしか手掛かりがなく製品は同じであるのに対し、図番も異なる事が多々ある為ヒット率が非常に乏しく、時間がかかってしまう作業の一部でした。
マツモラ産業株式会社 営業部 西田さま
Q. 導入前と後ではどのように変わりましたか?
A. 値付けの一貫性を保ちつつ、値付け作業にかかる時間が三分の一になりました。
今では、得意先名と型式寸法で検索すると、まさしく前回と同じ商品がヒットする。お客さんとの信頼関係があるので、以前と同じ商品なのに値段が変わってしまっていたら、いやらしいですからね。また、図面にどこか違いがあったとしても、ヒットした図面をすぐプレビューして確認できます。おかげで値付け作業の手間が従来の三分の一になりました。
また、新規の商品の場合にも類似した商品を探せるので値付けの参考になります。
Q. デジタルドルフィンズを導入された決め手はなんですか?
A. TECHS(株式会社テクノア様の生産管理システム)と連携しているという点、価格的にもそう高くないという点、さらに、図面をグループ会社と共有できるという提案をしてもらったことが決め手です。
グループ会社でもデジタルドルフィンズを活用しています。グループ会社では、お客さんからリピート受注があった際に毎回一からCADで製図していました。デジタルドルフィンズに登録されている過去図面を活用するようにしてからは、大幅に作図時間を短縮することができています。
Q. 一日に登録する書類量はどのくらいですか?
A. 一日を通して波がありますが、多い時で100枚、平均すると大体50枚くらいです。この作業も自動化できる提案をしていただき、登録の手間もなく助かっています。
さらに、登録作業によって思わぬ効果がありました。デジタルドルフィンズで型式寸法で図面を検索するためには生産管理システム側で型式寸法を入力しておく必要があります。従来この作業は必要なかったため行っていませんでしたが、デジタルドルフィンズ導入によってそのルールができ、どのような図面なのかを意識するようになった結果、事務員に、図面を読解する力がついてきました。これは本当に驚きです。この力がついたおかげで「この図面おかしいんじゃないか」というこれまでになかった事務員からの指摘が出るようになったからです。トラブル回避につながっており感謝しています。
Q. どのような書類を登録されていますか?
A. すべて図面です。
Q. デジタルドルフィンズの操作性はいかがですか?
A. とても簡単です。難しくないです。普段使わない機能があるのでもしかしたらより良い使い方があるのではないかと思っております。これに関しては運用面の見直しをしていただくことで解消していく予定です。
Q. サポート体制はいかがですか?
A. 何かあればすぐに聞けるというのがとてもいいところです。自分たちが使いやすいようにカスタマイズしていただいているので、デジタルドルフィンズに合わせなければいけないという点がないのでとても良いです。